落款印
NYのエージェントへの出荷作業。
桐箱へのサインと落款印。
この桐箱は「美萩工芸」さんにお願いしています。
安くて早くて良い。
そういえば作品にも押印してきて10年使ってきた一番小さい落款印が寿命を迎えた。
少しづつ溝を彫りながら使ってきたが、外周の方が擦り減って丸くなってきたので引退させることにした。
何だか少し感傷的になる。
擦り減った印が私自身のような気がしてくるのだ。
随分酷使してきたんだろうね。
私もかなり無理して仕事してきた。
ファンの皆さんやクライアントの為だと思って走り続けた10年だった。
印鑑とともに自分へも「おつかれ」。
公表していないが私の中では還暦までで引退している。
つまり現在引退しているので新しい作品は作っていない。
60歳までに制作した作品をボチボチ焼成しているだけだ。
今後は年金だけでは食えないので、ある程度は依頼を受ける。
しかし年金の手続きが終わるまでは次の作品は作らないつもりだ。
つまり今後は白紙。
どうなるか分からない。
毎日暇だから今後の為に一応新しい印も彫った。
さて、どうなる私。
とりあえず来週は年金事務所に予約を入れてるので行ってくる。
