仏像の小さな顔を作る①(阿吽)
とある次回作の為に仏像の小さな顔が必要なので彫ってみた。
勿論陶土。
以前私が作った人間の顔の原型から阿吽の写真を見ながら陶土を盛ったり削ったりしながら作ってゆく。
以前は般若で同じような作品を作ったのだが、
一番小さな顔は小指の爪ほどのサイズ。
小さくなれば小さくなるほど難しい。
最終的にこれらを原型にして型を作ることになる。
実際に作品に使う時には陶芸なので軟らかい状態の陶土で接着した後で微調整したりするので表情も変化する。
つまり最終的には作品上で更に彫り込んで作っていくので、これらはあくまでもサイズ合わせの大まかな顔ということになる。
大まかな顔とは言ってもしっかりと彫り込むのが私流。
次回作で使用するのは一番小さな顔になりそうだ。
とても精巧な小さな作品を作りたいと思っている。
ついでに同じサイズパターンで違う顔も作ろうと思っている。
そうだな~「不動明王」なんかも使ってみたいから、次はそれを彫ってみよう。
