仏像の小さな顔を作る②(不動明王)
前回につづき不動明王も作ってみた。
3サイズ。
どの仏像を参考にしたのか?
画像検索して気に入った幾つかの写真を参考にしたので、どれがということは無いと思うし、何処のどの仏像なのかはどうでも良い。
これが私の不動明王。
自分でカッコいいと思えればそれが完成形だ。
まあ前回も書いたが、作品に反映する時には表情も若干変化するので、厳密に言えば完成形ではないが、この雰囲気であることは間違いない。
不動明王について私の豆知識。
迷いの世界から煩悩を絶ち救いへと導いてくれるとか、戦国武将の武田信玄が自身をモデルにして作った仏像があるとか。
以前「武田信玄」をテーマにした作品を作った時に、不動明王をデザインの一部に取り入れたことがある。
私は作品を作る時に、そのテーマに関連することを調べてデザインに取り入れることが多い。
つまり作品には360度何処から見ても一貫したテーマを織り込んむようにしている。
不動明王という仏像のデザインはカッコいいの宝庫だ。
炎の彫刻を背負っているのも特徴的だし、その彫刻は現代のアメリカンなファイア模様にも影響が及んでいるように見える。
私的には表情のカッコよさが一番だと思っている。